次世代通信規格の「5G」を日本でも導入する事になったようです。
2020年春から本格導入を目指しているという事で、
総務省はDDI、ソフトバンク、楽天モバイルへ電波(周波数帯)を割り当てました。
日本各地で基地局の設置が進んでいます。

現在の4Gと比べると、通信速度・容量が100倍以上になる、というメリットが強調され、
スマートフォンに2時間の映画をたった3秒でダウンロード出来る、と言われています。
また、将来車の自動運転や医師による遠隔診断や手術にも応用できるとの事です。
しかしながら、現行モデルのスマホでは5Gサービスは利用出来ません。
新しいスマホを購入しなければなりません。
データ量が増えれば、通信料金もあがる事でしょう。

 

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欧州諸国の5Gへの対応

ここで、心配な事があります。
5Gが人体に及ぼす影響はどうなのでしょうか。
健康被害の危険性はないのでしょうか?

ベルギーの首都ブリュッセルでは、5Gの実験、導入を禁止する措置が発表されました。
他の欧州諸国でも同じような動きが出始めています。
イタリア政府は、裁判所による5Gの使用制限決定を告知しています。
欧米諸国では5Gに対する規制が強化されています。
ところが日本では全く報道されていません。
欧州諸国ではなぜ5Gを警戒しているのでしょうか。

5Gの危険性

実は5Gの基地局からスマホに送信される電磁波が、
人体に悪い影響を与える事が、各国の研究によって明らかになってきているのです。
5Gに伴って発生する電磁波は、環境と人体への新たな汚染だと受け止められています。
5G用の衛星が、アメリカと中国を中心に2万基も打ち上げられる予定です。
これは、軌道上の通信衛星の数が10倍以上に増える事になります。
地上には200メートルおきに基地局が設置され、
そこから発生する電磁波はスマホととおして利用者の身体に接触、侵入します。
そして健康被害をもたらす可能性があるのです。
人体への悪影響を防ぐ為、欧州各国では遺伝子組み換え作物を厳しく制限しています。
今度は、5Gの悪影響を防ぐため、使用禁止や制限措置を始めた訳ですね。

基地局周辺の住民への健康被害

2005年から現在まで医療・研究機関において、
電磁波の人体への影響がマウスを使って行われています。
その研究の結果、皮膚、目、生殖能力への悪影響が懸念されています。
すでに設置された5Gの基地局周辺では、住民の被害が報告されています。

アメリカのハーバード大学を退職した応用物理学のロナルド・パウエル博士は、
「環境保全トラスト」のホームページに論文を発表しました。

博士は、「5Gの人体への悪影響を防ぐには、地域コミュニティから5Gを排除するしかない。被害を軽減する方法は他にない。
5Gの導入を中止するのがベストの選択だ」と主張しています。

フォーブス誌によると、ニューハンプシャー州では、州議会で5Gの健康への影響を調査する委員会の設置が決められた、との事です。
サンフランシスコ近郊のミル・バレーでは、新な5G基地局の設置が禁止されました。
ニューヨーク州のシラキュース市では、5Gアンテナの安全性の検証がなされています。

5G推進側のAT&Tやベライゾンといった通信事業者は、
連邦通信委員会に働きかけ、5Gの安全性をアピールしています。
「携帯電話に関する健康相談」という通信事業者団体が運営するサイトに、
「5Gには健康上のリスクはない」と断言しています。

根拠に挙げているデータは、1996年のマネキンに対して行った実験結果でした。
また1996年当時の通信アンテナや、携帯から出る放射性電波は5Gに比べてはるかに低周波です。
ちなみに、4Gの周波数は6GHzで、5Gは30GHzから100GHzとなり、はるかに高い周波数になります。
一般人がこれほど高い周波数にさらされる事は、今までありませんでした。

さらに、5Gが発するミリメーター波(MMW)も懸念の材料となっています。
このミリメーター波はアメリカの国防総省が開発したのですが、空港での危険物監視モニターや電子銃(ADS)に使われています。
元々5Gは、武器として開発が始まったものなのです。
Wifiも同様で、電磁波兵器に欠かせないものだったのです。

このような背景があるので、欧州では通信機器や電波の危険性について検証・研究がなされているのですね。
現実問題として、5Gが原因と思われる健康被害があり、医学関係者の間では関心を持たれている状態です。

一方日本では、危険性に対する研究も対策もなされておらず、メディアでも報じられていません。
こんな状態で大丈夫なのでしょうか。
便利だとアピールするだけではなく、リスクもきちんと示す必要があるのではないでしょうか。

 

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電磁波兵器

イスラエルのアリエル大学で物理学を教授しているベン・イシャイ博士は、
5Gが人体の発汗作用に及ぼす影響について実験しました。
その実験によると、
「5Gネットワークが使用する周波数は我々の人体内の汗が流れる管に徐々にではあるが破壊的な影響を与える」
という事でした。
という事は、皮膚、臓器にも悪影響がある事が考えられます。
汗が流れ出る管はらせん状になっています。
5Gの発する75から100GHzの周波数は管に影響を及ぼし、発汗作用が異常をきたす訳です。

ワシントン大学の生化学専門家の名誉教授マーティン・ポール博士の「5Gのもたらす電磁波が人体に及ぼす影響」によると、
「5Gの電磁波は人間の生殖能力、脳、心臓機能に影響をもたらし、最終的には遺伝子(DNA)にも作用を与える」
という恐るべき研究結果となっています。
5Gの基地局の近くにいる妊娠中の牛から生まれた子牛は、白内障に罹る可能性が高いという研究結果もあります。

アメリカ国防総省が冷戦時代に、旧ソ連との電子戦争を想定して開発したのが5Gでした。
これは、誘導性の電磁波兵器で、自立型の装甲車を走らせる為に必要なものだったのです。
つまり、通信用ではなく、兵器として使われる事を前提として開発されたものでした。

このテクノロジーは非殺傷兵器としても応用されました。
このミリ単位の電磁波を照射されると、死には至りませんが、火に包まれたような衝撃を受けます。
このような電磁波を常に浴びていると、人体は突然変異を起こす可能性が高まります。

世界保健機構(WHO)は、携帯電話用の電波塔から出る電波の発がん性レベルは2bとしています。
5Gの電磁波の発がん性レベルは1だと判定されているケースもあります。

現在普及している2G、3G、4Gの電磁波でも、脳への悪影響は確認されています。
5Gが脳にどのような影響をもたらすか、調査と研究が必要だと思われます。

電波の浸透力も、4Gと比べると5Gははるかに強いと思われます。
住居やビルの壁など簡単に通りぬけるでしょう。
私達は知らず知らずのうちに電磁波を被ばくする事になってしまいます。
レンガ、コンクリートの壁では防御できないのです。

ロイズ社の驚くべき報告書

国連職員だったクレア・エドワーズ氏は、
「過去20年間で地球上から昆虫の80%が死滅した。もし5Gが本格稼働すれば100%が死に絶えるだろう。
昆虫の次は動物、そして人間も同じ運命をたどる」
と言います。
在職中にアントニオ・グレーデス事務総長に何度も進言したが、国連という巨大な組織は簡単には動きません。
辞職した彼女は、5Gのリスクについて講演し、啓蒙活動に取り組んでいます。

かつて建築に使われていたアスベストは、人体に無害だと説明されていました。
2010年、イギリスの保険会社ロイズ社は、無線通信技術とアスベストを比較した報告書を出しました。
その結果、ロイズ社は大手の通信事業会社から5G導入に関連する保険を引き受けるよう要請されましたが、すべて拒否しました。
5Gによってもたらされる健康被害が膨大となり、保険事業としてとても採算が合わないと判断したからです。

まとめ

この様に健康被害が懸念される5Gですが、世界各地で基地局の整備がどんどん進められています。
そして、5Gに対応するスマホで買い替える人も大勢いらっしゃるでしょう。
でも日本では、5Gの電磁波が私達に及ぼす影響については、全く問題にされていません。
殆どの日本人がスマホ中毒に陥っている日本ですが、
私達の健康を犠牲にしてまで、大容量、超高速の通信サービスが必要なんでしょうか。
もう一度考える必要があるのではないでしょうか。

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